2015年11月30日より、
COP21(国連気候変動会議)がフランス、パリにて開催されました。
その会議において参加各国閣僚ら代表者へ、
COP21ロゴマーク入りの当社絵入りりんごが贈呈されました。
県産、弘前産りんごが世界各国首脳の方々への、
贈答品として選ばれた事は、大変光栄な事です。
この絵入りりんごは自然が作り上げた物なので、
当然の事ながら一つ一つ色形が異なり、それが魅力の一つでもあります。
このCOP21ロゴマークのデザインを手掛け、
一つ一つシールを剥して気づいたのですが、
葉っぱのグラデーション部分の着色により、
葉の形がはっきりと描写されている物もあれば、
着色が強く、葉の形が少しぼやけている物もあり、
このグラデーションが紫外線の
バロメーターになっている事に気づきました。
りんごの着色には主に紫外線、太陽の光と気温が重要と言われています。
紫外線が強くなれば日焼果が増えますし、
温暖化が進めば着色が悪くなります。
まさにこの気候変動会議で話し合われる内容は、
りんご生産者はもちろんの事、農業を営んでおられる方、
全ての方々にとって重要な内容であるという事が言えると思います。
この絵入りりんごを青森県、弘前のりんご生産者からのメッセージとして、
受け取って貰えればと思っています。