生物多様性条約 第10回締約会議

              COP10

生物多様性交流フェア

国際生物多様性年ロゴマーク入りマーキングリンゴ

2006年、フィリップ氏の紹介でマーキングリンゴに興味を持ったモーゼル県ラクネクシー果樹園責任者パスカル・ガルブ氏より、弘前へ訪問したいとの連絡を受けました。 翌年、パスカル氏とモーゼル県県議会議長顧問官ジャック・マンブリアーニ氏が弘前市役所を訪問し、当社とラクネクシー果樹園のマーキングリンゴによる交流が始まりました。

 

そして、国際生物多様性年である2010年、国際連合環境計画生物多様性条約事務局長アハメド・ジョグラフ氏からフランスモーゼル県知事フィリップ・ルロア氏へ、生物多様性年ロゴマーク入りのマーキングリンゴの依頼があり、その生産を轄イ藤袋店が手掛ける事となりました。このマーキングリンゴは各国首脳への公的な贈り物として提供されました。これはとても光栄な事であり、青森、弘前市のリンゴが世界各国へ認識される機会となりました。

国際生物多様性年ロゴ国際生物多様性年ロゴマーク入り マーキングリンゴ

マーキングリンゴは太陽の光によって繊細な線画と多様な色相を時間をかけて作ります。つまり自然界が作り出し、自然界から与えられる貴重なリンゴです。その自然界が環境破壊により地球温暖化が進み、リンゴ産業にも影響を及ぼしています。その一つに、過去と比較してリンゴの持つ赤色、着色の悪さが挙げられます。リンゴの果皮の赤色は、アントシアン(※)という色素によるもので、その生成条件として充分な日光を当てること、適温かつ昼夜の寒暖差が必要とされています。マーキングリンゴにとって着色は命です。我々は地球温暖化、新しい害虫や病気の発生といった環境の変化に対応していかなくてはなりません。

 

※アントシアンが糖と結合して出来たアントシアニンは、強い抗酸化作用があるため、細胞の老化やガンを防ぐ作用があり、肝臓の機能を回復させ、血圧の上昇を抑制するなど、生活習慣病の予防効果があります。またブルーベリーでよく知られている、目に良いとされているのもアントシアニンの効果です。

COP10 贈呈用絵入りりりんご

贈呈用のマーキングリンゴは化粧箱に収められ、その中に今回のマーキングリンゴについての説明書きも一緒に添えられました。

COP10パンフレット

(訳)

 マーキングリンゴはとても古い時代の伝統であり、19世紀のフランスで盛んに行われていた。この完全なる自然の技法は、果物の色付けのコントロールが基本となっている。

 りんご袋で覆い、しばらくして袋をはずし、決め手段階のリンゴの成長期にシールを貼り付ける。果物はその質の高い姿を現す。

マーキングリンゴはこのようにして我々のアートとして成り立っているのです。

 この技法は、おそらく世界中では使用されていないとされていた。1970年、日本で再び創作された。この時より、青森県弘前市は、絵入り果物の生産地として有名である。今日、忘れ去られつつあるこの古き技術・認識を再び広げるため、モーゼル県ラクネクシー果樹園ではこのようなマーキングリンゴを生産しています。

 このリンゴは、フランス ラクネクシー果樹園と日本の弘前市轄イ藤袋店との協同によってできたものです。

プレゼントのリンゴは一定した温度の冷室で2ヶ月から6ヶ月ほど保存できます。もちろん食用ですが、食用のためのものではありません(鑑賞用)。

2010年生物多様性条約活動レポート内にも、生物多様性年マーク入りマーキングリンゴが紹介されています。

   ・CBD - Year in Review 2010.pdf (3.86MB)

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マーキングリンゴ

新聞掲載記事

ヴェルサイユ宮殿王室菜園
  絵入りりんご展覧会

生物多様性条約(COP10)

弘前城築城400年祭