マーキングリンゴ
Illustrated apple
マーキングリンゴにおけるフランスとの交流
当社とフランスとの交流は1993年から続いており、本格的にマーキングリンゴにおけるフランスとの交流が始まったのは、日本のマーキングリンゴと有袋栽培によるリンゴの着色に興味を持った、フランスのモントルイユ市園芸協会会長フィリップ・シュラー氏の一通のFAXからでした。


フランスでフィリップ氏と面会する事になり、「りんご袋による着色」「有袋栽培の方法」「絵入りりんごの作り方」等の説明をしました。その際、フランスのマーキングリンゴの歴史を聞き、100年ほど前に手作りのシールをリンゴ、もも等に貼り付け、すでにマーキングリンゴを作成していた事を知りました。当時マーキングリンゴは高級品としてヨーロッパ各国の王室へ献上品として送られていましたが、第一次、第二次世界大戦後、その伝統的な手法は無くなり、現在はモントルイユ市の小さな博物館にその時代の資料が一部残されているだけです。
フィリップ氏及びモントルイユ市は、歴史と伝統ある果実のマーキングをフランスで復活させたいと考え、
当社もそれに協力することを約束し、毎年フランスと弘前でマーキングリンゴの生産交流を始めました。


2002年、マーキングリンゴに興味を持ったヴェルサイユ市のヴェルサイユ宮殿王室菜園でもフィリップ氏の協力によりマーキングリンゴ作りの試験が始まりました。そしてフィリップ氏より、当時のジョスパン首相を通じてシラク前大統領へこのニュースが伝えられました。 10年以上にわたりエリーゼ宮フランス共和国大統領に弘前のマーキングリンゴを献上し、シラク前大統領そしてサルコジ大統領からも高い評価を受けております。フランスにおけるマーキングりんごの持つ意味は多様であり、その美しさは芸術的であり、完全なるアートと評価されています。
絵入りりんご生産工程
袋掛け作業
6月末頃から袋を
リンゴに被せ、9月末頃から袋を取り外します。
シール貼り作業
除袋後、まだリンゴが着色していない状態で、10月初旬頃リンゴに特殊なシールを張ります。
絵入りりんご 完成
10月下旬頃りんご収穫時に赤く着色し、デザインが完成した段階でシールを剥がし、絵入りりんごの完成です!
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- 絵入りりんごの品種は「むつ」となります。
- ご注文受付時期は収穫が10月下旬頃になりますので、9月中旬頃までとさせて頂きます。
- 品質は天候・気候等に左右されますのでご了承下さい。
- 価格については数量・デザインにより変わりますので、お問い合わせ下さい。
